お役立ちコラム

ホームページとは?意味・仕組み・種類・作成方法について

WEBノウハウ

1. はじめに

インターネットの普及により、個人や企業にとってホームページの存在はますます重要になっています。この記事では、ホームページの基本的な意味から、仕組み、種類、そして作成方法について解説していきます。

 


 

2.ホームページとは?

2-1. ホームページの意味

ホームページとは複数のWEBページから構成されたもので、「トップページ」や「ブログ一覧ページ」などの様々なWEBページをまとめたサイト全体のことを指します。

一般的には、特定の個人や団体、企業などの情報をまとめて提供するページとして利用されます。ホームページにはテキスト、画像、動画、リンクなどのコンテンツが含まれ、訪問者が情報を得るための入り口となり、主に以下の目的で利用されます。

①情報提供
製品やサービス、個人のプロフィール、活動内容などを紹介するため

②ブランディング
企業や個人のイメージをユーザーに伝えるため

③コミュニケーション
お問い合わせフォームやブログを通じてユーザーとのやり取りをするため

 

▼ホームページとWEBサイトの違い

ホームページとWEBサイトは本来異なる意味を持ちますが、一般的には同じものとして使われることが多いです。どちらもインターネット上で情報を提供するための媒体を指します。※英語圏では「ホームページ」と伝えると「トップページ」と認識されてしまうため、英語圏では「WEBサイト」を使いましょう。

*トップページとは、Webサイトの入り口となるページのことです。Webサイトまたはホームページの入り口となるページをトップページと呼びます。トップページは、Webサイトの顔とも言える重要なページであり、訪問者が最初に目にする場所です。

 

2-2. ホームページの仕組み

ホームページは、ウェブサーバーに保存されたHTML(HyperText Markup Language)ファイルによって構成されており、インターネットに接続したパソコンやスマートフォンからブラウザを通じてアクセスできます。ブラウザは、指定されたURL(Uniform Resource Locator)を基に、サーバーから情報を取得し表示します。ホームページの見た目や機能は、HTMLやCSS(Cascading Style Sheets)でデザインされ、JavaScriptやPHPなどのプログラミング言語で動的な機能が加えられることもあります。

*動的サイトとは、アクセスした「ユーザー」「時間」「場所」といった特定の条件に応じて、異なる情報を自動で表示するホームページのことで、静的サイトとは、「誰が」「いつ」「どこで」見ても同じ情報が表示されるホームページのことです。

 

▼URLとドメイン

ホームページは特定のURL(Uniform Resource Locator)を持ち、その中核となるのがドメイン名です。ドメイン名は、インターネット上でホームページを識別するための住所のようなものです。

 

▼サーバーとホスティング

ホームページのデータはサーバーに保存され、ホスティングサービスを利用して公開されます。サーバーは常時稼働しており、アクセスがあった際にデータを提供します。

*ホスティングとは、ウェブサイトを公開するために必要な環境をレンタルすることです。

 

▼HTML、CSS、JavaScript

ホームページは主にHTML(構造)、CSS(デザイン)、JavaScript(動きやインタラクション)の3つの技術で構成されています。これらが組み合わさることで、ユーザーにとって見やすく、使いやすいページが完成します。

 

ホームページは主に下記の要素で構成されています。

1.ヘッダー: サイト名、ロゴ、ナビゲーションメニューなど
2.メインコンテンツ: ページ毎の主な情報、サービスの紹介など
3.ナビゲーションメニュー: 利用者を様々なページへ誘導するためのメニューバー
4.フッター: お問い合わせ先、ホームページのリンクをまとめたサイトマップなど

ユーザビリティ(サイトの見やすさ)を考慮してホームページを構築することが重要となります。

 


 

3. ホームページの種類

ホームページは目的や用途に応じてさまざまなタイプが存在します。

  • コーポレートサイト(企業サイト)
    企業や団体が自社情報やサービスを提供するためのサイト。会社概要、製品・サービス情報、採用情報などが掲載されます。
  • ECサイト(オンラインショップ)
    商品やサービスをオンラインで販売するためのサイト。ショッピングカートや決済システムを備えています。
  • ブログサイト
    個人や企業が情報発信するためのサイト。日記形式の記事や特定のテーマに関する内容が掲載されます。
  • ポートフォリオサイト
    デザイナーやアーティスト、フリーランスなどが自身の作品や実績を紹介するためのサイト。
  • ランディングページ(LP)
    特定の商品やキャンペーンの情報を提供し、ユーザーに行動を促すためのシングルページ型のサイト。
  • ニュースサイト
    時事ニュースや特定分野の最新情報を提供するサイト。
  • SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)サイト
    ユーザー同士がつながり、情報を共有するためのプラットフォーム。例:FacebookやTwitter。
  • コミュニティサイト
    共通の興味や目的を持つユーザー同士が交流できるサイト。フォーラムやQ&A形式などがあります。
  • プロモーションサイト 
    特定のイベントやキャンペーンを告知するためのサイト。
  • オウンドメディア 
    企業や組織が運営するメディア。コンテンツを発信し、顧客とのコミュニケーションを深める
  • メディアサイト 
    ニュースや情報、コンテンツを掲載するサイト。
  • 採用サイト 
    採用情報や企業理念、求める人物像などを掲載し、人材獲得を目的とする。
  • ブランディングサイト 
    ブランドイメージを向上させるためのサイト。

など目的と用途に応じて適切な種類を選ぶことが重要です。

 


 

4. ホームページの作成方法

▼ホームページ作成の流れ

  • 目的の設定
    まず、ホームページの目的を明確にします。(情報提供、商品販売、会員募集など)
  • ドメイン名の取得
    独自のドメイン名を取得し、ウェブホスティングサービスを選びます。
  • デザインとレイアウトの設計
    訪問者にとって見やすく、使いやすいデザインを考えます。色、フォント、画像の配置などを設計します。
  • コンテンツの作成
    サイトの目的に応じたテキスト、画像、動画などの内容・中身を考え作成します。
  • HTML/CSS/JavaScriptのコーディング
    :必要に応じて、HTMLやCSS、JavaScriptを使ってページをコーディングします。WordPressやWixなどのHP制作プラットフォームを使用することで、コーディングなしでもホームページを作成することが可能です。
  • テストと公開
    完成したホームページをテストUPし、正確な表示や動作を確認した上で、インターネット上に公開します。
  •  運営とメンテナンス
    公開後は、ウェブサイトを利用するユーザーから、使用感、意見、要望などを集め、サイトの改善に役立てる情報の収集や内容の最新化を実施します。
    ユーザーの声を拾うには、アンケート、インタビュー、お問い合わせフォームなど、様々な方法があります。

 

4-1.自分で作成する

▼HTMLやCSSを学ぶ

初心者でも基本的なHTMLやCSSを学ぶことで、簡単なホームページを作成できます。無料の学習サービスやYoutubeなど検索して初心者向けのチュートリアルなどを活用しましょう。

▼CMS(コンテンツ管理システム)を利用する

WordPressやStudioやWixなどのCMSを使えば、プログラミングの知識がなくてもホームページを作成できます。多くのテンプレートが用意されており、デザインも簡単にカスタマイズ可能です。特にWordPressは豊富なテンプレートやプラグインが利用できて、カスタマイズ性が高いので、ビジネス用のホームページにも適しています。自分のペースで進められ、より多機能なホームページが作れます。

 

4-2.プロに依頼する

▼フリーランスに依頼

低コスト優先で作成を依頼したい場合は、フリーランスのデザイナーやエンジニアに依頼するのも良い選択肢です。

▼Web制作サービスを利用する

ホームページ制作会社に依頼すれば、プロフェッショナルなデザインと機能を備えたホームページを作成できます。費用はかかりますが、時間や労力を節約できます。様々なサービスがあるので、下記サイトよりあなたにあった制作サービスを検索してみてください。

 

サービス・会社を探す ▶︎ 

 


 

5.ホームページ作成時のポイント

5-1.目的を明確にする

ホームページを作成する目的を明確にし、目的に合ったデザインとコンテンツ内容を、見る人へ提供しましょう。

また、サイトを見た方をどう行動させるか(電話する・資料請求する・購入する・SNSヘ遷移)も明確化しサイトデザインに反映すると良いでしょう。

 

5-2.モバイル対応を意識する

スマートフォンやタブレットからのアクセスが増加しているため、レスポンシブデザインを採用してモバイル対応を確保しましょう。

*レスポンシブデザインとは、ウェブサイトがパソコン、スマートフォン、タブレットなど、様々なデバイスの画面サイズに合わせて、自動的に表示を調整するデザイン手法です。

 

5-3.ユーザー体験を重視する

情報の見やすさ・分かりやすさ・伝わりやすさを重視したデザイン、コンテンツ内容を心がけ、訪問者が使いやすいようにナビゲーションを分かりやすくする事で、必要な情報に簡単にアクセスできるようにします。

*サイトナビゲーションとは、Webサイト上で目的のページを探す手がかりとなる、リンク付きの表示のこと

 


 

6.おわりに

ホームページは情報発信やブランディング、ユーザーとのコミュニケーションにおいて欠かせないツールです。様々な種類と作成方法を理解した上で、目的に合ったホームページを作ることで効果的に情報を届けることができます。また定期的な更新や改善を行うことで、時代やユーザーのニーズに合った内容を提供し続けることが重要です。

ご自身のホームページを作成するにあたり、本記事がご参考になれば幸いです!

 

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